英語は使わないと忘れていくよ
日本では英語を使わないから、社会人になったらどんどん忘れる
だから英語をやっても意味ないよ!
上記のような『英語は使わないと忘れる説』って昔からよく耳にしますよね。
確かに、知識は使わないと脳の奥底にどんどん押しやられていきます。
よほど記憶力の良い人でない限り、とっさに知識を引き出そうとしても「なんだっけ…?」と言いよどむでしょう。
しかし、私は『英語は使わないと完全に忘れるから、学習に費やした努力と時間が無駄になる説』は嘘であると主張します。
根拠は私の実体験です。今回は私の体験談をベースに、英語力とブランク期間の関係について話をしていきます。
根拠:5年間放置しても英語を忘れていなかった
私は2019年12月、5年ぶりにTOEICを受けました。5年前は600点だったのですが、今回は655点を取ることに成功しました。
▼ TOEICの結果
英語の勉強を再開したのが10月ですので「5年のブランク+2ヶ月の勉強」で655点です。
この結果をどう見るかは意見が分かれると思いますが、個人的には
「5年放置した割に、思ったより英語力は落ちてない」
と思いました。
ちなみに5年間のブランク期間では、1ミリも英語に触れてません。
私は会社を経営しており、過去5年は経営に全力投球をしていたため、英語を勉強する時間が1秒もなく、また英語への好奇心も消えていました。
にも関わらず、英語力は落ちてない。もしくは再開直後は落ちていたけど2ヶ月かけて思い出した…といった所でしょうか。
仮説:人間の脳は一度覚えた事は忘れない
昔、脳科学の本で読んだのですが、人間の脳って一度覚えた事を完全に忘れる事ってほとんど無いそうです。ただ、使わない知識は奥にしまわれて、引き出すのに時間がかかるようになるそうです。
「よく使う知識」
「あまり使わない知識」
「全然使ってない知識」
みたいに脳内でラベリングされてるイメージですね。
私は5年間、一切英語を使っていなかったので、英語の知識は「全然使ってない知識」にラベリングされてタンスの奥底にしまわれていたと思います。
しかし、勉強を再開して、早い段階…だいたい2週間くらいで英語のカンは戻ってきました。
この経験から察するに、たとえ5年間放置してサビついた知識でも、サクッと復習すれば再び英語は「よく使う知識」に再ラベリングされるのではないかなと思います。
やはり1度覚えた知識は、時間がたっても覚えてるもの。すなわち、努力の積み重ねは決して無駄にはならないという事です。
結論:英語学習は途切れても大丈夫
社会人になると、英語学習をする時間が取れない人も多いですよね。
英語に触れる時間が減ると「忘れてしまうのでは?」「努力が無駄になるのでは?」と怖くなるかもしれません
ですが私の実体験を見るに、5年放置しても英語力は落ちていなかったので、ブランクについて心配する必要はないと思います。
英語に限らず、語学は生涯学習という言葉の通り、長い期間をかけて学習する価値がある学問です。
ブランクを恐れて不安になる必要はありませんし「どうせ忘れるから努力は無駄」というのは、やる気がない人の戯言ですから無視しましょう。
一度積み上げた知識と努力は、決して無駄になりません。
今回のTOEICテストで、私はそれをひしひしと感じました(最初は点数上がってなくてショックだったけど…笑)
↓ショックを受けてる私
↓ポジティブに考え直して、この記事を執筆
もちろん毎日コツコツ英語を勉強するのが理想です。
しかし、私のように「今はキャリアに集中したい」という時は、英語を一旦お休みして、ガンガン仕事をして、仕事が落ち着いたら英語学習を再開する…というスタイルでも十分間に合いますよ。
私もここから頑張ります。まだまだ英語学習を再開して2ヶ月目ですからね。次はTOEIC700点突破を目指します。
Twitterで日々の学習や気付きを発信してますので、よかったらフォローして観察して下さい。
コメント
サンプル数1の話ですよね
あなたが忘れにくくても他の人は忘れやすいとは考えられませんか?